消化器、肝臓外来について
・消化器、肝臓外来
当院におきましては2017年4月から岩手医科大学消化器肝臓内科より消化器病専門医、肝臓病専門医 佐原 圭 医師(当院副理事長)が着任し、消化器、肝臓専門外来を開設し診療を開始いたしました。診察日:毎週月曜日から水曜日(*午後は訪問診療等もある為、事前にご確認下さい) 担当医:佐原 圭 我が国において生涯、癌で死亡する確率は、男性25%(4人に1人)、女性16%(6人に1人)と予測されています。また、最新の統計では、日本において2014年に癌で死亡した人は368,103人と統計されております。 その中でも消化器癌(大腸癌、胃癌、膵臓癌、肝臓癌)は総癌死亡数の第2位から5位を占め、肝臓癌は深刻な病気であり、年間約3万人以上の死亡者が推計されています。 肝臓癌は他臓器の癌と異なり、基礎疾患として慢性の肝臓病(慢性肝炎、肝硬変)を有することが多く、長期に“肝細胞の破壊・再生を繰り返すこと”が肝がん発がんの大きな原因となります。すなわち、慢性の肝臓病を早い段階で診断して、適切な治療を受ければ肝細胞がんの発症を抑える事が可能と考えられます。 また、最新の統計によると我が国での肝臓癌の診断から5年後の生存率(5年相対生存率)は約35%程度とされ、その早期診断、治療が重要です。現在では次々と最先端の治療が開発され、生存率の向上が図られております。 肝癌、肝疾患、消化器癌、消化器病疾患でお困りの方、消化器症状、肝機能障害等でお悩みの方は当院外来までいつでもお声かけいただければ幸いです。 ※毎週月曜日から水曜日まで消化器、肝臓外来(担当医 佐原 圭)として外来診療を行っております。
|